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恥骨部脂肪吸引

恥骨部に脂肪が貯留すると、陰茎が周囲の脂肪に埋まり、短く見えることがあります。この場合には恥骨部脂肪吸引を行います。陰茎の上に被さってくる脂肪を取り除く手術です。恥骨部の脂肪を取りますので、陰部がスッキリして、陰茎も長く見えます。陰茎に被さる脂肪が無くなるので、包茎の場合でも、剝けやすくなります。恥骨部脂肪吸引は、脂肪吸引用カニューラを挿入するために、数ミリの小さな傷ができますが、陰毛に隠れますので心配ありません。

恥骨部脂肪吸引の手術法の手術手順

  • 恥骨部に小孔を開け、局所麻酔及び止血剤を混合した生理食塩水を注入します。
  • 麻酔が効いたところでフェザーリングバーを用いて脂肪を乳化して吸引しやすくします。
  • 脂肪吸引器で陰圧をかけて、脂肪吸引を行います。
  • 手術時間は30分程度です。
  • 出血予防のために手術部位を固定することがあります。

恥骨部脂肪吸引の術後経過

  • 術後、皮下出血や腫れが見られることがあります。
  • 腫れが下がって来て、陰部が腫れることもあります。
  • 1週間後、小孔部分を抜糸します。
  • 腫れを早く引かせるために、1か月間恥骨部を圧迫してもらうことがあります。
  • 1か月以後は、脂肪吸引部分をマッサージしてもらいます。

恥骨部脂肪吸引

術前

術直後


43歳、独身。恥骨部脂肪吸引、ドテ脂肪吸引

症例経過:体重増加により、恥骨部皮下に脂肪が付いて陰茎が短く見えるようになった症例です。結婚することが決まり、コンプレックスを無くしたいと思いから、仙台中央クリニックを受診していただきました。腹部、特に恥骨部に、皮下脂肪が多く貯留し、陰茎が引き込まれ、埋没している状態でした。恥骨部の脂肪吸引により陰茎周囲の脂肪を除去することで、陰茎の埋没を改善し、剝けやすい状態にしました。

症例解説:体重が増え、恥骨部に脂肪が貯留すると、陰茎が埋没して短く見えることがあります。包茎の程度もひどくなります。そのような場合には恥骨部脂肪吸引が有効です。陰部がスッキリして、陰茎が大きく見えます。恥骨部脂肪吸引には、脂肪吸引部位がゴツゴツすることがある、皮下血腫を合併することがあるなどのリスクやデメリットが起こることがあります。執刀医から十分説明を聞いた上で、治療を依頼してください。